マイウェイレディ
homeyway.jp
松村昌子さん((株) エム企画専務取締役)
photo
PROFILE
1957年10月31日 天童市生まれ A型
日本女子大学家政経済学科卒業。
平成6年あけぼの幼稚園保護者会会長、平成15年天童市第四中学校母親委員会委員長、平成17年同校PTA副会長、少年補導員ほか、多くの委員・役職を歴任。平成4年から不動産管理と貸店舗の運営をする(株)エム企画専務取締役となり、今年9月からは代表取締役に就任。 夫、長女、長男、次女、三女の6人家族。
---
主人は哲学や宗教学に詳しくて、「人は1秒ごとに生まれかわり、脱皮している」という言葉を教えてくれました。失敗してもその都度成長できればいいと 思っています。
(※2007年8月10日号掲載)
人は日々、生まれ変わっていけるもの。柔軟な心が大切ですね。

 天童少年少女合唱団育成会会長や天童中部オアシスコーラス代表、また人権擁護委員や県教育委員など、さまざまな分野で活動している松村さん。そのバイタリティは、いったいどこから来るのでしょう。最初のターニングポイントは22歳という若さでの結婚にあるようです。 
 
 大学を卒業して帰省し、家事などほとんどできないのに、勧められるままお見合い結婚したんです。嫁ぎ先は旧家の大家族。「うちは1回の食事で30品目の食事を作るのが決まり」と分厚い料理本を渡され、朝昼晩の食事を毎日作りました。80歳になる大姑と姑のバトルが始まれば間に入り、2人とも病気をかかえていたので身の回りの世話をしてと、もう新妻どころか家政婦さん状態(苦笑)。やることが多過ぎてどんどん時間が過ぎていくから、現状に疑問に思うとか、不満を言う暇すらなかったですね。嫁いで3年後に大姑が他界し、その後長女を授かって。「子どもはまだか」とずいぶん言われましたから、周りの期待に苦しむ女性の気持ちはよくわかります。

食べること、笑うこと

 私が嫁いだとき、姑は甲状腺のガンだったんです。すでにあちこち転移していたのに、徐々に白血球の数が正常になって、15年位経ったら治っちゃった。バランスのいい食事をしっかり摂っていたことがよかったのでしょう。食べる行為は五感をフルに使うから細胞が活性化するんですね。また若い私が家に来たことで、自分に味方ができたと思ったのかもしれません。性格が明るくなって、よく笑うようになって。晩年は認知症でしたが、亡くなったときも口角がきゅっと上がっていい表情でした。怒りだすとものすごく恐かったけど、私のことを思って叱ってくれているんだと、愛情を感じることができましたから。

社会とつながること

 20代後半から30代は、4人の子どもたちを通して、お遊戯や和太鼓愛好会などのサークルを立ち上げたり、主婦業と平行して学校行事にも積極的に取り組んでいました。人間として辛いのは、無視されたり、他者とのつながりが断たれること。悩みをかかえた時は内側にこもらず、新しい居場所を開拓していくことが大切。ベースは家族だとしても、もっと広く、多くの人とかかわりを持てば、自分のチャンネルが増えるから停滞しないですむのね。私自身、無意識にそれをしていたのかもしれません。

キーワードを見つけながら

 関わりの幅が広がれば摩擦も増えるし、落ち込むこともしばしばです。そんなときは自分にとって必要なキーワードを探しだすの。例えば「勇気」とか「楽観的に」とか。日頃から意識しているのは「笑い」。あははっとなれば、凝り固まったものがするっとほぐれるじゃない。嫁いだ頃も、その場の空気をおもしろくする工夫をしていました。苦手な人が現れたときは、まっすぐアプローチ。打ち解けられる接点が見えてきますし、一人では限界があっても、多くの力を 借りることで実現できる夢ってあるでしょう。いまは個人主義の世の中になっているけど、もっと手を取り合うことで、成長できたり心が豊かになれるはず。今年は女性の地位向上をめざす「山形ゾンタクラブ(*1)」を設立することができました。そのほかオアシスコーラスでの慰問活動、人権擁護の相談員のレベルアップなど、やりたいことはいくつもあります。将来的には、環境、医療、教育などを学び合えるコミュニティの場所を作ってみたいと思っているんです。

(*1)全世界68カ国に団体があり、おおよそ32000名が参加している国際ゾンタクラブ。ゾンタは発祥の地アメリカの原住民スー族の言葉で、正直、信頼の意。事業経営者や専門職の女性が友愛を深め、国際的奉仕団体として活動しています。
□山形ゾンタクラブの問い合わせ 023・653・2126
photo
1. 交通安全の減少に貢献するため自主制作したCD。歌は娘さんが小2の時にレコーディングしたもの。
2. 「今年のラッキーカラーは赤なの」。現在使っているシステム手帳。携帯も明るいメタリックに。
3. 「気持ちが浄化する」と毎朝聴いている新垣勉のCD。本田美奈子も好きな1枚。
4. お守りの水晶と、この日つけていたビーズの指輪。
5. 山形ゾンタクラブの設立式で。
6. 母親委員会で開催した韓国料理の教室/オアシスコーラスで参加した童謡フェスティバル
ARCHIVE
海和瑞穂さん(パティシエ)
吉澤市子さん(美容師/学生支援(ボランティア))
高橋博美さん(スノーボーダー)
鈴木美智さん(ガラス作家)
井上優子さん(シンガー)
二藤部真澄さん・河合麻衣さん(特定非営利活動法人 環境ネットやまがた)
松村昌子さん((株) エム企画専務取締役)
きくちいまさん(きものエッセイスト)
岡部陽子さん(書家)
志賀真希子さん((株) 清川屋 ネットサテライト室配属ゼネラルマネージャー)
兼子京子さん(山形心体表現の会代表)
蜂谷友季子さん(木地師・漆芸家)
二戸敦子さん(声楽家)
海谷美樹さん(AISOHO企業組合 専務理事)
高橋ミラさん(写真クリエイター)
田宮美由貴さん(寒河江神輿会 広報委員会委員長)
伊藤啓子さん(詩人)
鈴木圭子さん(JICA山形デスク 国際協力推進員)
井上聡子さん(さとこ女性クリニック 院長)
小嶋麻央さん(小嶋商事株式会社勤務)
鈴木ゆかりさん(「きものアトリエのあ」主宰、「きもの大好き会 和組」代表)
小野寺南波子さん(『骨髄バンクを支援するやまがたの会』会長)
小野のぞみさん(ハンドメイド小物作家&エステシャン)
武田節子さん(平安グループ ブライダル事業担当 専務取締役)
→ 2005年のマイウェイレディ
→ 2004年より前のマイウェイレディ
YOMIURI WAY
ヨミウリウェイ VOL.236
最新号の詳細をみる
WAY'S JAM
WJ
WJ
WJ
WJ
WJ
COPYRIGHT (C) 2006 IMC Co.,Ltd. ALL RIGHTS RESERVED.