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岡部陽子さん(書家)
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PROFILE
1966年7月6日生まれ 鶴岡市出身 O型 
国学院大学文学部卒業後、放送局でのOLを経て平成4年に結婚。平成16年からNHK文化センター講師と なり、山形市内の各カルチャー教室で指導。「毎日書道展」「日書展」「日本書展」で受賞多数。現代書道研究所教育部師範。雅号「朗響(ろうきょう)」現在は夫、長女(中2)、次女(小4)の4人暮らし。(←写真)
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「街のあちこちで、岡部の書や文字が見られるようになりたいです」
(※2007年6月10日号掲載)
過去を振り返っても、「つらい壁」を感じたことはあまりないです。経験って大切ですから。

 出産後、自分のこれからを考えるようになり、長年親しんできた書道を再開。現在は店舗やパッケージのロゴ、インテリア書の製作、各地での講師など、既存の枠にとらわれない、幅広い活動をしている岡部陽子さん。プロになるまでのいきさつや、日常生活についてをうかがってみました。 

 両親も書道が好きだったので、幼稚園の頃から教室に通っていたんです。ピアノも習っていましたがそちらは続かず(苦笑)。何かで賞をもらったことが嬉しくて、励みになったのかもしれませんね。中学生まで続けたのですが、高校で入った弓道の部活動が忙しくて書かなくなりました。ところが、大学で先輩に誘われ書学研究会に参加してみたら、担当の講師が書道家で。指導を受けながら、有名な「書道展」などに出品させてもらうようになったんです。今になって思えば、書の世界へ進む道が少しずつ出来上がっていたのだなぁと思います。 

小さな焦燥感から

 OL時代は、大学で指導を受けた師匠へ書いたものを送って見てもらったりしていましたが、結婚して専業主婦になり長女を出産。書道からはすっかり遠ざかっていたのですが、なんとなくこのままでいいのかな…と考えるようになって。かといって仕事をすることには踏み切れず、再び筆を執り始めたんです。子どもが昼寝をしている間はただひたすらに書いて、師匠へ送っていました。

書家としてスタート

 最初は熨斗袋の書き方などの指導を頼まれ、アルバイト的な仕事をするようになりました。その後伝統的な書道とは別に、インテリア書の講師を探しているという話をいただいたんです。これは半紙と墨汁だけでなく、好みの和紙や日本画用の絵の具を使ったり、書体も自由なスタイル。自分の作品をお店に飾ってもらったり、展示会を開くようになって、お客様のオーダーに合わせて書く仕事も増えていきました。

エアロビクスで学んだこと。

 子どもが大きくなったので、没頭できる時間も増えました。先日は、気がついたら七時間くらい書き続けていて。忙し過ぎたり嫌なことがあっても、できるだけ前向きに受け止めるようにしています。ポジティブな考え方ができるようになったのは大学時代。実はエアロビにも燃えて、レッスンを受けるアメリカツアーにまで参加するほどのめり込んだんです(笑)。この時のインストラクターの方が「夢は心から願えば本当になるんだよ」といつも言っていて、メンタルな部分も多く学べましたね。

「楽書」を通した夢

 文字を書いて気持ちを伝える。そんな機会が少なくなっているような。メールもいいんですけど、「書く」ことが大切な気がします。いまは伝統的な書道もやりつつ、「楽書」と名付けたインテリア書の教室や展示会を開いています。日頃からいい言葉があったらすぐにメモ。掛け軸だけではない書の姿を見つけるために、素材、装丁の研究をしたり、ショップ、本、映画、舞台など、たくさんの分野にアンテナを張ることを心がけて。目の前を通って行くチャンスを逃さないように、日々努力と感謝。さまざまな分野の方と、お互いの魅力が広がる共作や空間づくりをしたいですし、将来は日本語だけでなく、各国の言葉を書にして、現地で伝えてみたいと思っているんです。
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1. 市内の仏教美術ギャラリー『微笑庵』では月4回教室を開催。
2. 言葉や季節に敏感に。お気に入りの本は山下景子著の2冊。
3. いまは週に1度ジムに通って4〜5キロ走り、体力づくりをしているそう。
4. ダンサー加藤由美さんと、お蔵のギャラリーでパフォーマンスを開催するなど初の試みも。
5. 山形の鋳物工房を紹介したパンフレットではロゴを製作。
6. 写真手前は合同作品展の時に作成したもの。フレームは家具工房『モク』さんが製作。
ARCHIVE
海和瑞穂さん(パティシエ)
吉澤市子さん(美容師/学生支援(ボランティア))
高橋博美さん(スノーボーダー)
鈴木美智さん(ガラス作家)
井上優子さん(シンガー)
二藤部真澄さん・河合麻衣さん(特定非営利活動法人 環境ネットやまがた)
松村昌子さん((株) エム企画専務取締役)
きくちいまさん(きものエッセイスト)
岡部陽子さん(書家)
志賀真希子さん((株) 清川屋 ネットサテライト室配属ゼネラルマネージャー)
兼子京子さん(山形心体表現の会代表)
蜂谷友季子さん(木地師・漆芸家)
二戸敦子さん(声楽家)
海谷美樹さん(AISOHO企業組合 専務理事)
高橋ミラさん(写真クリエイター)
田宮美由貴さん(寒河江神輿会 広報委員会委員長)
伊藤啓子さん(詩人)
鈴木圭子さん(JICA山形デスク 国際協力推進員)
井上聡子さん(さとこ女性クリニック 院長)
小嶋麻央さん(小嶋商事株式会社勤務)
鈴木ゆかりさん(「きものアトリエのあ」主宰、「きもの大好き会 和組」代表)
小野寺南波子さん(『骨髄バンクを支援するやまがたの会』会長)
小野のぞみさん(ハンドメイド小物作家&エステシャン)
武田節子さん(平安グループ ブライダル事業担当 専務取締役)
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