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小野のぞみさん(ハンドメイド小物作家&エステシャン)
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PROFILE
1975年3月15日 山形県酒田市出身 B型
3姉妹の次女として生まれる。東北芸術工科大学情報デザイン学科卒業後、23歳で結婚、出産。雑貨店『イズバデコ』で約1年半勤務。去年の9月にみはらしの丘にある実家を改装し『イズバ2号店』として、母と自宅ショップをスタート。その後独立し、『handmede ganyhouse&HOMEESTHEプチ・フレンズ』をオープン。現在は夫、長女(8歳)、長男(5歳)の4人暮らし。
□問い合わせ先/023−688−9618
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(※2006年2月号掲載)
家族の支えで壁を乗り越えることができて、
自分が変われた気がしています。

 小高い住宅地に親子で営むちいさな自宅ショップがオープンしました。お店の名前は『handmede gany house & HOMEESTHE プチ・フレンズ』。今回は、引っ込み思案だった時期を経て、結婚や家族の支え、人との出会いによって勇気づけられ、大好きな布小物の製作の道を歩き始めた小野のぞみさんのインタビューです。

いつもそばに布があって

 小学校の文集か何かに画家になりたいって、ベレー帽の女の子を描いた記憶があるんです。一つ年上で漫画家になった姉がいつも絵を描いていた影響ですね。幼稚園までは出たがりで壇上だいすきっ子だったんですが、転校してから内気な性格になってしまって。母がミシンを使っていたので、私も自然と裁縫が好きになりました。

夫婦のきめごとづくり

 大学卒業後すぐに結婚して出産したんです。妊娠が分かったのは在学中でしたから不安にもなりましたが、彼も両方の親も喜んでくれて、すんなりと新しい家族が持てました。といっても最初の出産は十三時間もかかったし、結婚当初はいっぱいいっぱいケンカしました。分からないことだらけで育児書ばかり読んで、家事を負担に感じることもあったし。でも「二人で作る家庭なんだよー」って声にだしたら主人も分かってくれて。最初が肝心、ガマンは禁物です(笑)。

自宅ショップの決心

 新しい家族に恵まれ、雑貨屋さんで働けることになり、さらに私の作品をおいてもらえたことで、自分のやりたいことが見えてきたのですが、残念なことに閉店することになってしまって。すべての道が閉ざされてしまった、どうしようって、すっかり落ち込んでしまったんです。布小物の製作は続けていたものの、何もかもがマイナス思考で。見かねた母が、自分がはじめていたホームエステの勉強会を勧めてくれました。母は私にとって尊敬する人。前向きで、苦しい時はヒントをくれて、やる気を起こさせてくれます。勉強会で指導してくれる方からも「あなたにはお母さんの血が流れているんだもん。やればできるわよ」って励まされ、母と二人でお店を持つことにしたんです。

夜の作品づくり

 朝はお弁当を作って主人と長女を見送って、下の子を保育園にあずけて化粧品の訪問活動、午前十一時にお店を開店します。閉店後は子どもたちを迎えに行って、食事の支度とお風呂。十時過ぎからちくちく開始で、二時就寝が平均的な一日。製作を始めると、もう夢中です。お店はもともと両親が暮らす家として建てたのですが、設計をする時に父が意外と凝り性なことを知り、私って父の血もしっかり受け継いでいるんだぁと思いましたね。

前向きな気持ちで

 最近、ピンチはチャンス!って思えるようになってきました。二つ年下の主人はかなりのプラス思考野郎で、楽しく考えなきゃ損だろっ、お前ならできるよって言ってくれるんです。子どもにとっては強くてちょっと怖い存在でいてくれて、私にはどっしり構えてくれる人。諦めないで自分を信じて、作品づくりの可能性が広がる出会いを大切にしていこうと思います。
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1.素材は麻や木綿がほとんど。「私にとって、製作の姿勢は布と糸の力に頼って作るという感じです」。2.のぞみさんが子どもの頃に読んでもらった絵本。「いまは私が子ども達に読んでいます。もうすっかりぼろぼろになっちゃって(笑)」3.子どもたちに作った布のお人形など。4.店名の「guny(ガニー)」は私たち家族の頭文字。いろいろ並べ替えて、これに落ち着きました」5.気軽に来てもらえるようにと、自宅らしさを大切にしたホームエステの空間。
ARCHIVE
海和瑞穂さん(パティシエ)
吉澤市子さん(美容師/学生支援(ボランティア))
高橋博美さん(スノーボーダー)
鈴木美智さん(ガラス作家)
井上優子さん(シンガー)
二藤部真澄さん・河合麻衣さん(特定非営利活動法人 環境ネットやまがた)
松村昌子さん((株) エム企画専務取締役)
きくちいまさん(きものエッセイスト)
岡部陽子さん(書家)
志賀真希子さん((株) 清川屋 ネットサテライト室配属ゼネラルマネージャー)
兼子京子さん(山形心体表現の会代表)
蜂谷友季子さん(木地師・漆芸家)
二戸敦子さん(声楽家)
海谷美樹さん(AISOHO企業組合 専務理事)
高橋ミラさん(写真クリエイター)
田宮美由貴さん(寒河江神輿会 広報委員会委員長)
伊藤啓子さん(詩人)
鈴木圭子さん(JICA山形デスク 国際協力推進員)
井上聡子さん(さとこ女性クリニック 院長)
小嶋麻央さん(小嶋商事株式会社勤務)
鈴木ゆかりさん(「きものアトリエのあ」主宰、「きもの大好き会 和組」代表)
小野寺南波子さん(『骨髄バンクを支援するやまがたの会』会長)
小野のぞみさん(ハンドメイド小物作家&エステシャン)
武田節子さん(平安グループ ブライダル事業担当 専務取締役)
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