1961年10月13日鶴岡市生まれ。山形大学人文学部を卒業後、高校の社会科講師になる。1988年結婚。現在は夫、長女(中3)、長男(小3)、次男(5歳)、義父母の7人暮らし。現在は、映画館『フォーラム』発行のフリーペーパーや企画講座のボランティアスタッフ、映画に関するHP『ニュー・シネマ・ヘブン』の運営と、メールマガジン『ニュー・シネマ・ヘブン・クラブー山形発マイナー映画情報ー』を配信中。
http://sakura1043.web.infoseek.co.jp/
 

『ニュー・シネマ・ヘブン』。桜井さんが運営している、映画に関するホームページだ。コンテンツには自分が観た映画のレビューや鑑賞記録、掲示板のほかに、歴史的な勉強になるコーナーもある。例えば、『アンジェラの灰』を題材にしてアイルランドの国や移民についての話があったり、内戦が続くソマリアでの悲劇を描いた『ブラック・ホーク・ダウン』をもとに、戦争の背景にある事柄を紹介していたり。映画ファンにとっての語らいの場だけでなく、ちょっとためになるページもアップされている。
時代劇とお菓子づくりと手塚治虫の漫画が大好きで、中学生の頃から一人で映画館に行く子供だった。大学時代はケーキ屋のアルバイトに燃え、菓子職人になる夢もわいたが、教師の道を選択。 「一回一回の授業をいかに興味深くするか。私の話で、生徒たちが歴史上の人物を思い浮かべることが出来たり、歴史の苦手意識が薄らいだら無上の幸せですね」。 最近は映画ファンのための歴史講座なども行っているそうだ。
手塚治虫の作品を読み漁ってみたいと、中学校の時からこつこつ小遣いで買い出して、たぶん3〜400冊はあると思います(笑)」。

ホームページを作ったのは約三年前。周囲の人から映画情報を配信してはと言われたのがきっかけ。インターネットを使ったメールマガジンを出すために、
 「どーれ、やってみようかと。だけどパソコンの基礎知識はゼロ。ワードしか使った事がないおばさんが、一人で四苦八苦、五里霧中、試行錯誤の連続で作りました(苦笑)」
 情報の原稿は夜や休みの日に、一本三十分以内位で書きあげる。映画は多い時で一日に三本観ることもあるそうで、頭の中が混乱しないのだろうか。
 「何か学べるものがあるか、どういう風に原稿を書こうかなどを念頭において、とにかく集中しますから大丈夫」。
スペイン映画を題材にした講座に、この日は受講生として参加した桜井さん。


 「年をとることを気にしたことがなくて。生徒に先生何歳?って聞かれて、四十一ってあっさり答えたら、えー隠さないのぉ?って(笑)」。話をしていても、とてもサバサパした印象を受ける。
 「でもね〜、二十代前半までは細かい事で悩むタイプだったんですよ。気持ちが変化したのは、結婚をしてからかな。夫が大らかな性格なんで、あ、これでも生きていけるんだって思えるようになったような(笑)」。
 家庭の仕事、教師、趣味と、時間を使い分けるコツは?
 「根が貧乏性に尽きますね。ボーっとしていられない。年齢と共に体力Iにはきつくなってきましたが、相対的に子供が大きくなってくるから、お母さんがだんだん要らなくなってくる。母親だからすべてを犠牲にして、子供のために生きてますというのは不自然だと思います。そう言いながら行動に表れていない人もいるでしょう?(苦笑)。最低限のやることをやったら好きなことしていいはず。完璧な主婦業を目指さない」。
01.手塚治虫の作品の中で一番好きだったのは『ジャングル大帝レオ』。02.チラシのファイルは4〜5冊分。「一番好きな映画は歴史物ですが、ホラー以外ならほぼ何でも観ます」。
03.「映画は自分の生活のサイクルの一部のよう。ご飯食べるのと同じかも。待ちに待った映画がきて、自分の実になったあ!と感じたときが一番うれしい」。
 生きていくうえで大切にしているのは、「未来はいくらでも変えられるはず」という考え方。
 「誰がが言っていた『他人と過去は変えられないけど、自分と未来は変えられる』という言葉を聞いて、そうだそうだって深くうなずけたんですね」。
桜井さんの夢は映画に関する本を書くこと。
 「山形は人口密度に対して映画館の数が圧倒的に多い場所。恵まれた環境なのだから、たくさんの人に映画を観て欲しいし、私が発信していることが少しでも役に立てたらいいなと思います」。
桜井さんが運営しているホームページの「ニュー・シネマ・ヘブン」
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